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加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症は高齢者に発症する病気で、現在急増中の失明の恐れもある目の病気です。

網膜の中心部に障害が生じるので、見ようとするところ・視野の中心部分が見えにくくなります。また、物がゆがんで見えたり、視力が低下します。病巣が黄斑に限られていれば見えない部分は中心部だけですが、大きな出血がおこれば、さらに見えにくい範囲が広がります。

加齢黄斑変性症は発病すると1~2年で視野の中心部が見えなくなる非常に予後の悪い病気で、高齢者の失明原因のひとつです。

黄斑変性症の種類

黄斑変性症は、大きく分けて滲出型萎縮型の2つのタイプがあります。

滲出型

脈絡膜に異常な血管が出現し、新生血管が破れやすいため、黄斑部に出血を来たしたり、滲みだしたりすることによりものを見る細胞の機能が障害されます。
病状の進行が速く急激に視力が低下して行きます。黄斑に不可逆性の障害を来たしてしまうことも多くあります。自覚症状としては、中心部のゆがみ、暗点などがあります。

萎縮型

黄斑が萎縮(いしゅく)して視力が低下します。症状の進行がゆっくりなことが特徴で、中心窩に萎縮が及ばない限りは視力はあまり悪くなりません。ただし、滲出型に移行する場合があります。

加齢黄斑変性症の治療

黄斑変性症は、主に3つの治療が行われています。

治療の目的は脈絡膜新生血管の拡大を抑え退縮させ、視力を維持あるいは改善することです。

1、薬物(VEGF阻害剤)治療

VEGF阻害剤による治療を行います。

脈絡膜新生血管の発生には体内にある血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor:VEGF)が関係していると考えられています。VEGF阻害剤による治療は、このVEGFの働きを抑える薬剤を目の中(硝子体腔)に6週あるいは4週ごとに2~3回注射します。治療の後、定期的に診察をし、必要に応じて再度注射を行います。光線力学的療法と組み合わせて治療を行うこともあります。

2、光線力学的療法

光線力学的療法はPDTともよばれる治療法で、光に反応する薬剤(光感受性物質)を腕の血管から注射した後、病変部に特殊なレーザー光線を照射する、という2段階で構成される治療法です。この治療に使うレーザーは熱がほとんど出ないため、中心窩の視細胞が焼けるようなことはありません。ただし、視力の良い人は視力低下の可能性があるので、通常は視力が下がってから行います。
この治療により、正常な組織に大きな障害を与えることなく新生血管を閉じることが可能です。この治療の目的も視機能の保持で、3ヶ月に1回検査を行い、その結果により必要に応じて再度治療を実施するという、継続的に行う治療法です。

※PDT:photodynamic therapy

3、レーザー光凝固術

新生血管をレーザー光で焼き固める治療法です。

新生血管が中心窩より外にある場合の治療法として確立されていますが、周囲の正常組織にもダメージを与えてしまいますので、新生血管が中心窩にある場合はほとんど実施されません。

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